ごあいさつ
17粒のたね展へ、ようこそ。
ここに並ぶのは、絵本作家の卵である、17人の大人たちから生まれた絵本です。
あなたの心の中には、どんな「たね」がありますか。
誰にもいえないけれど、今もだいじに、だいじにあたためている夢。
自分にはないものをみつめて、目の前がくもってしまった過去。
ちょっとの自信と、おおきな不安の中、歩きつ づけた力強い自分。
それでも、進むべき道が分からなくなって、立ち止まってしまったあの日。
わたしたちの心にも、それぞれの「たね」がありました。
色も、形も、大きさも、みんな違う17粒のたね。
そのたねを、大切に、大切に育て、17冊の物語ができました。
この物語との出会いが、あなたの中にある「たね」を芽吹かせる、そんなきっかけとなりますように。
概要
2026年9月5日(土) 11:00-19:00
9月6日(日) 11:00-17:00
入場料
無料
会場
「絵本の学校」
CHIKORA BOOKS アートギャラリー
開催期間
絵本紹介
※作家名 五十音順
『しろくろペンギンこうかんこ』
あやべ かおる
【作品紹介】
一羽のペンギンの思 い付きから始まった、目で見て楽しい、白黒模様の動物たちによる模様の取り替えっこ物語。
【作家紹介】
子どものころに好きだった絵本との再会に心動かされ、WCCに入学。「こどもに楽しく、おとなにも寄り添う絵本」の制作を目指しています。
水族館をめぐり、大好きなペンギンの絵を描くことが趣味です。

『夜明けのエレナ』
いちりんさき
【作品紹介】
夜が終わり、朝が始まるまでのほんの少しの時間を生きる少女・エレナ。「無いもの」ばかりを見つめていた彼女が、最後に見た景色とは。
読む人それぞれに、小さな問いを残す物語です。
【作家紹介】
証券会社勤務を経て、現在はインフルエンサー・モデルとして活動。営業成績やSNS、ルッキズムなど、他者との比較から自己否定を経験。
自分自身の心を見つめるきっかけとなるような作品をつくります。

『しょくぱんきょうだい』
うひょ

【作品紹介】
街のパン屋さんにまごころ込めて焼いてもらった
しょくぱんきょうだいたち。
そのままでも十分おいしいけれど、さらにおいしくなるために冷蔵庫やキッチンを旅して様々な食材と出会うハートフルしょくぱんストーリー。
【作家紹介】
2年間保育士として働いていた経験があり、日々子どもとかかわる中で絵本に興味を持つ。
現在はパン屋でアルバイトをしながら食べ物や生き物をモチーフにしたキャラクターや物語を作ることに勤しんでいる。
『まねっこひめ
ーじぶんのいろをみつけたひ ー』
ことね かおる

【作品紹介】
なんでも見たものをまねする「まねっこひめ」。
人と同じようにできることが一番だと思っていたお姫さまが、ある出会いをきっかけに、自分の「色」と向き合っていく物語。
【作家紹介】
絵本とは異なる仕事に就きながらも、以前から抱いていた絵本への興味をきっかけに、WCCに入学。
正解が見えにくい時代のなかで、自分の色や進み方を模索する過程をテーマに、本作を制作した。
『あな』
小和
【作品紹介】
見えない けど見えている?
存在していない? いや、確かにここに居る
自分は何のために存在するのだろうか? と
〝あな〟を抜け出した〝あな〟が、出会いと
別れを得て自分について考えていく物語
【作家紹介】
多種多様・十人十色・千差万別・多種多彩…
自分の人生一つとっても
その時々で感じ方は異なる
メッセージを伝えるのではなく
〝自由に感じてもらう〟作家を目指している

『やまねこのランプ』
明香(さやか)

【作品紹介】
暗闇を照らす光は、どこにあるのだろう。
これは、何かを失ったまま夜を歩く人へ贈る、
小さな灯の物語。
【作家紹介】
兵庫県出身。
他人軸で生きてきた人生で、自分のために見つけたのが
「絵本」という表現の道でした。
心の夜に灯りを届けるような作品を目指し、水彩で静かな世界を描いています。
『ゆめモンスター
エミちゃんとモンスター ノト』
スイ
【作品紹介】
モンスターに夢を怖くされ、不安から将来の夢を見失ってしまった女の子が、「自分はどうしたいのか」を見つめ直していく物語です。
不安や恐怖を乗り越え、自分で選び直す姿を描いた絵本です。
【作家紹介】
看護師として多くの方の人生に寄り添ってきました。
その経験から、感情や生きることなどの深いテーマを、やさしくポップに表現しています。
子どもたちが自分を大切にし、自分を信じる力を育む絵本を制作しています。

『線のおはなし』
高藤 すみ

【作品紹介】
ひとりで描ける形もある。誰かと重なって生まれる景色もある。色とりどりの線が教えてくれる、自分らしく生きることの物語。
読む人それぞれの人生に、静かに寄り添ってくれる、そんなお話です。
【作家紹介】
何気ない日常の中にある心の揺らぎや、小さな気づきを大切にしながら絵本を描いています。
読んだ後に心がほっとするような、そんなおまもりのような絵本を作ることが夢です。
『ほしぞらの木』
てぼっこ

【作品紹介】
ある日女の子が拾った、たね。
たねにも人間と同じように悩みがあるようです。
私には何もないな。人と比べても仕方がないけれど、悩んでしまう人。
あなたの魅力はあなたからは見えにくいだけかもしれません。
【作家紹介】
本屋さん、図書館、病院の待合室。
出会った絵本の、あるページの、ある言葉。
ほっこりしたり、慰められたことがたくさんありました。
そういう瞬間を作りたくて絵本作りを始めました。
『きもち、かおり。
- ランさんのかおりやさんより - 』
とうの かをり
【作品紹介】
森のすみっこで、桃のようせい・ランさんが開く「かおりやさん」。
ランさんは、お手紙をくれた人の気持ちに寄り添い、向き合う香りを作ります。
昨日と今日を受け止めて、明日の朝、また起きられますように。
【作家紹介】
大学時代に幼児教育学を専攻し、絵本を研究。
コンサルタントとして働きながら、大好きなことを学びたくて絵本の学校に入学。
子どもが見たい、大人が読みたい絵本を描けたら良いなと思っています。

『歯の落とし物センター』
nico
【作品紹介】
いちごの形の歯やロケットの歯、歯な束の歯など、さまざまな歯が集まる歯の落とし物センター。
歯を奪われてばかりの歯抜けさんが、センターでの出会いや発見を通して、失った自信を取り戻していく物語。
【作家紹介】
役に立たない発想や空想も、形にすれば誰かがクスッと笑ってくれるかも。
そんな想いが、絵本制作のきっかけです。
日常のふとした出来事から想像を広げ、誰かの心に残る物語を届けていきます。

『心配人形ミュージアム』
hanar(ハナ)

【作品紹介】
グアテマラの「心配人形」に着想を得た物語。
心配を引き受けた人形たちが集う、夜だけ開くミュージアム。
自分の居場所がわからない一体の人形が、展示室をめぐり、自分の本当の恐れに気づいていく。
【作家紹介】
ひたすら山登りしている(させられている?)、生まれ変わったらナマケモノになりたいホビット。
読者の心も、自分の心も動かせるような、そんな作品をつくりたい。
『貝と真珠』
みそら

【作品紹介】
主人公の貝は、海の底でずっとひとりぼっちでした。
周りの生きものたちに、いじわるされたり、おこられたり。あるとき、嵐がやってきます。
ひとりでいるあなたに寄り添ってくれる物語です。
【作家紹介】
北海道出身。
障害福祉と自身の経験から、目に見えない生きづらさや苦しみに寄り添えるような作品をつくることを目指しています。
ムーミンと映画が大好きです。
『どろだんご』
結び葉

【作品紹介】
主人公のボクが大切にしている、山の土で作ったどろだんご。
ある日、どろだんごから、大切なことを探しにいくようにとの声が聞こえ、ボクは目の前にひらけた道を進む。
果たして、ボクにとって大切なこととは……。
【作家紹介】
「結び葉」(むすびば)とは、葉と葉が重なり合い、結ばれたように見える姿のこと。
人と人、人と自然とのつながりを取り戻すための架け橋に、との想いが込められている。
『くりっぷくんのふしぎなちから』
森巴 なな

【作品紹介】
「どんな声にも、行きたい場所がある」
くりっぷくんは、“ちいさな声”を拾い、届けるふしぎな力を持っています。
その力に気づき、戸惑いながら、さまざまな声と出会っていく、はじまりの物語です。
【作家紹介】
技術と物語をつなぐ翻訳家。
ときにむずかしく無機質に感じられる技術も、人々にそっと寄り添う存在だと思っています。
さまざまな技術が生み出す未来を、やさしい物語に変えて世界へ届けていきたいです。
『ふゆのはな』
ゆめかのそら

【作品紹介】
冬に咲く花ってあるのかな。
周りと違っても、無理に変わらなくていい。
「ありのままの自分でいい」と、そっと心に寄り添う絵本です。
【作家紹介】
北海道・網走市出身の保育士。
子どもたちとの日々を大切にしながら、絵本を制作しています。
誰かの心にそっと寄り添い、「自分らしくていい」と思える物語を届けることが夢です。
『わたしのぼうし』
わたぼう 絵りな
【作品紹介】
わたしににあうぼうしはどこにあるんだろう。
多くの人は自分は何が向いているのか、やりたいことはなんだろうと探しながら生きている。
これからの人生を進んでいく者たち、迷っている者たちの心をそっと照らす絵本。
【作家紹介】
2年前、26歳で立ち止まり、自分の人生に本気で向き合い、自分の中から幼い頃好きだったのにいつの間にか封印していた「絵を描きたい」という想いを発掘。
人の心をそっとなでる絵本作家を志し活動中。油彩画家。

アクセス
「絵本の学校」
CHIKORA BOOKS
アートギャラリー
住所
160-0004
東京都新宿区四谷1ー7装美ビル2F
交通案内
JR中央線/総武線「四谷駅」より徒歩2分
地下鉄丸ノ内線/南北線「四谷駅」より徒歩5分
TEL 03-5315-4586(平日10:00ー18:00)




